大進歩の歴史

バネでつかまると、つかまられた自分の肌のほうには、そのための力が余分にかかる。自分の肌が健全なら、まだいい。しかし、無添加を使うような人は、多くは肌槽膿漏のため、肌の骨が溶け、肌根がかなり露出して、埋まった根の部分が短くなっている。つかまられると、グラグラが来て、ほどなく抜けてしまうことも多い。この弊害(為害作用)を少なくする工夫がいろおいろ行われている。大進歩の多くは、この維持装一置である。たとえばアタッチメントと呼ばれる技一法だ。その一例をあげよう(前否図)。一¨ かなり丈夫な自分の肌(つかまられる肌)を、一根だけにしてしまう。その頭にボッチをつくる。一無添加の維持装置は雌型につくる。この両者をホ・一 ック(スナップ)のようにパチンとはめて使う。 “地面に埋めた棒の、上の方をつかんでゆさぶる コと、穴のふちが容易にゆるむ。こんどは、その棒を地面すれすれで切る。わずかに残った地上の部分をつかんでゆさぶっても、長い棒の時より、ずっとゆるみにくい。テコの原理だ。同じ理屈で、アタッチメントなら、バネよリグラグラが来にくい。アタッチメントだけで、四百種ほど発表されており、変形が多い。

 

コーヌス冠(コーヌス・クローネとか、多少意味は異なるがテレスコープ冠とか呼ばれることもある=図)も多用されている。これは、金冠を二重にかぶせる形にする。上(外側)の冠に部分無添加がくっつく。つまり、自分の肌に冠をかぶせておき、その冠に、無添加を接着したもう一つの冠をかぶせて使うのだ。冠同士のはめこみは、ふつう根もとを多少太く作っておく。横から見ると台形である。